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SL-C700ファーストインプレッション

発売日から１週間遅れでヨドバシカメラで入手しました。お値段は59800円。カーネルのビルド時間から予想すると初期ロットとおそらく同じものです。全 体的にはPDAとしての最低限のレベルはクリアできていると感じますし満足しています。しかしPDA全体に言えることでザウルスに限ったことではありませ んが、機能とお値段を比較すると一般の人には59800円はちと高いような気がします。最近ノートPCも１０万そこそこで買えることですし。

クレードルが付属していないこともあり、パッケージは今まで購入したPDAの中で一番コンパクトです。

パッケージの横にはTux君が。静かにLinuxであることを主張しています。

キーボード

色々と書かれているようだけど、個人的には結構使い易いと思います。ipaqだとメール打つのかなり発狂ものだったけど、これだったらメールがしがし打てそうな気が・・。

液晶

美しいです。表示される情報量の多さはさすがです。ネットサーフィンも苦にならなそうです。ただ老眼の人には字が小さすぎて厳しいかもしれません。

メモリ

64Mbyteは欲しかったような気がします。でも普通に使う分には問題なさそうです。また、スワップ作れば多少改善されるみたいです。参考として下図は telnetでリモートからログインした状態でのメモリ使用量です。スワップを40Mバイトほど作成しています。この状態でfreeが81kbyteほど しかないことを見るとメモリはかなりキチキチな状態といえます。

バッテリー

AirH"ガンガン使った状態で2,3時間といった感じでノートＰＣよりちょい長めといったところです。バッテリーが内臓型でなくて着脱式なのでへたった時に簡単に交換できるのがうれしいです。

サクサク度

全体的にもったりした感じはしますが、我慢できるレベルだと思います。個人的にはそんなに気になりません。

Linux度

普通の使い方をしている分にはLinxuを意識することが無いようにできています。というか言われなければLinuxが動いていることすら分からないかも しれません。この辺りのまとめ方は参考になります。本領を発揮するのはターミナルソフトを立ち上げたときです。見たことのあるコマンドとかいっぱい隠され ています。設定の変更等はLinuxそのものなのでグリグリいじるのはLinuxを知っていたら結構楽チンです。